はじめに
プレスリリースの書き方に関しては様々なブログや記事が公開されております。
どの記事も大変充実している反面、ボリューム的にも内容的にも入門者が読むにはちょっとしんどい。プレスリリースの書き方に関して、初心者向けに、あるいはそれらのブログを読む前に「サクッと全体を見通したい」皆さま向けに【趙入門】と題して10分で読める内容にまとめましたのでご紹介します。
そこで、初心者向けに、あるいはそれらのブログを読む前に「サクッと全体を見通したい」皆さま向けに【趙入門】と題して10分で読める内容にまとめましたのでご紹介します。
プレスリリースを書く前に心掛けること
- 一番重要なのはなんといってもタイトル、キャッチコピーとして30文字以内で書くこと。
- 客観的なデータを使いつつ、ニュース性(記者が目を引く内容)を意識する。
- 単に自己主張するのではなく、「記者の目にとまるか」を最優先に考えること。
記者は一日に2~300通のプレスリリースを目にすることもあります。
従って最初のタイトルやリードを読んだ段階で心に響かなければ捨てられてしまいます。
「ニュース性」とは
・新規性
・トレンド(時事性)に乗っているか?
・希少性があるか?
・季節的にマッチしているか?
プレスリリース配信サービス比較
プレスリリースを自力で各メディアにアプローチすることも勿論可能です。
ただ、配信サービスには数百社から1000社を超えるメディアとのパイプを持っていますので、手っ取り早くプレスリリースを行う場合にはこのサービスを利用することも選択肢に入れるべきでしょう。
また、これらのサイトの中には他社のプレスリリースを参照することも可能ですので大変参考になりますね。
以下に主なプレスリリース配信サービスの比較表を以下に示しますので参考にしてください(2023年2月時点の調査で、これ以外にも魅力的なサイトがあります)
プレスリリースの構成
発信日・発信者
構成の上部にはプレスリリースの発信日と発信者(企業名)の名前とロゴを入れる。
(企業名は省略せずに正確名称を記載する)
タイトル
タイトルで読む・読まないを判断されます。
数多く配信されるプレスリリースの中から、記者の目に留まってもらうためにもタイトルは最大限工夫する必要があります。
リード文
記者がタイトルに興味を持った際、次に読まれるのがリード文です。
リード文は、プレスリリース全体の内容を簡潔にまとめた文章なので、ここで本文を最後まで読むべきかどうか判断されるようです。
そのため、タイトル同様に凝縮した魅力ある内容とする必要があります。
本文
本文を書く時には以下の5W2Hを意識してわかりやすい文章を作成しましょう。
- Who:誰が(自社)
- What:何を(発表内容)
- Where:どこで(実施/販売する場所)
- When:いつ(開始日や実施期間)
- Why:どうして(背景や目的)
- How:どのように(特徴など)
- How much:どのくらい(金額)
連絡先
プレスリリースの最後には連絡先を記載します。
連絡先には、基本的に企業名、部署名、担当者名、連絡先(電話、メールアドレス)を書きます。
以下に@Pressのサイトで紹介しているポイントを紹介しておきます。
(出典:https://www.atpress.ne.jp/service/pr_guide/howtowrite/)
プレスリリース作成10のポイント
プレスリリースを書き終えたら、まずは5W5Hをしっかり押さえているかチェックします。その上で、自分がそのプレスリリースを初めて読む記者の気持ちになって、以下のポイントをしっかり押さえているかどうか再度確認しましょう。
1,見出しとリード文だけで内容が理解できる
2,発信者の伝えたい主旨が明確である
3,全体的に簡潔にまとめられており、読みやすい
4,メリハリのある文章・構成で書かれている
5,時流に合ったポイントが盛り込まれている
6,信頼性がある
7,広告・宣伝じみた文句がない
8,具体的な数字データが記載されている
9,専門用語が多用されていない
10,記事にすぐ使える高解像度の画像が添付されている
まとめ
これまで紹介してきた内容をサマライズしましょう。
- 何はともあれ事実に基づいたキャッチーなタイトルにする!
- それに続くリード文はタイトルを引き立たせ記者の興味を高める触媒と考える!
- 本文は5W2Hでわかりやすく読みやすく、写真や図表等で注目度を上げる!
- 本文は誇大表現を避け、事実に基づくインパクトのある文章にする!
- 連絡先はわかりやすく複数のパイプを記載する!