アーパボー(ARPABLE)
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ALT2025活動計画

ALT2025活動計画

はじめに

株式会社ARPのALT(ARP Lightning Talk)活動は、「アープが取り組むべき次世代の技術を発掘する」ことを目的とした年間9か月の小集団活動です。

この活動では、シニア4名、若手4名のチームが、アイデア創出、プロトタイプ開発、ライトニングトーク形式での成果発表を通じてスキルを磨き、次世代技術の可能性を探ります。

参加メリット

  1. スキルアップ:新たな技術習得を通じて専門性を高める。
  2. キャリア形成:活動を通じた経験が将来のキャリアに活かせる。
  3. 社内ネットワーキング:部署を越えたメンバー間の交流を促進する。

また、ALT活動(調査、定例参加、発表)はすべて「業務」とし、勤怠には「技術中計」として申告することとします。

ALT活動プロモーションビデオ

活動の目的

ALT活動は、次世代技術を発掘する活動を通じて、エンジニアを育成するとともに、企業としての競争力を高めることを目指しています。

その具体的な目的は以下の通りです。

1. 次世代技術の発掘

ALT活動では、イノベーションを促進するため、技術や市場の動向を分析し、アープが取り組むべき次世代技術を発掘します。この取り組みを通じて、企業全体の成長戦略に貢献します。

2. 社員のスキルアップ

活動を通じて、若手メンバーを中心とした技術スキルの向上を図ります。
特に、新技術の基礎研修や実践的な開発活動を通じて、将来の展開も含めて、現場で即戦力となるスキルを身につけます。

3. チームによるイノベーション創出

ベテランと若手が協力し合い、アイデア創出からプロトタイプ開発までを行うことで、チームとしての協働力と問題解決能力を高めます

4. 発信力の強化

ライトニングトーク形式での成果発表を通じて、技術的な取り組みを広く発信する力を養います。これにより、アープの技術力をプレゼンテーションする機会を創出します。

2025年度の改善点

ALT2024の活動総括をもとに2025年は以下のように改善していきます。

1. イノベーション研修の成功

昨年から導入したイノベーション研修では、技術と市場の流れを捉えた魅力的なアイデアが提案され、その効果が認められました。今年はその成果をさらに高めるため、リアル集合教育を取り入れた研修形式を導入し、メンバー間の交流と学びの場を強化します。

2. POC開発における課題

若手メンバーが特定の技術に苦戦した課題を受け、基礎研修を拡充し、ArduinoやUnityなどの最新技術を学ぶ機会を設けます
また、シニアメンバーのサポート体制を強化し、開発プロセスを効率化します。

これにより、創造力と技術力の向上を同時に目指します。

全体スケジュール

ALT2025活動は、毎週火曜日の20:00~21:00に実施される定例活動を通じて進行します。以下のマイルストーンに基づき、効率的なスケジュールで進めます。

全体スケジュール
期間 マイルストーン 詳細
3月4日 キックオフミーティング 活動の方向性と目的を共有
3月4日~4月22日 基礎研修期間 毎週1テーマの講義またはハンズオン形式で実施
毎週火曜日20:00~21:00に実施
5月13日~7月1日 活動テーマの選定とアーキテクチャ図の策定 各チームでテーマを議論し、基本アーキテクチャ図を作成
毎週火曜日20:00~21:00に実施
7月 中間事業発表会 取組むテーマと基本アーキテクチャをライトニングトークで発表
7月15日~11月11日 プロトタイプの開発期間 チームでプロトタイプ開発を進め、進捗共有を実施
毎週火曜日20:00~21:00に実施
11月 事業計画発表会 9か月の成果をライトニングトーク形式で発表

 

活動日の概要

  • 活動日: 毎週火曜日
  • 時間: 20:00~21:00
  • 形式: 定例ミーティングまたは講義形式(基礎研修期間中)

このスケジュールは、メンバー全員が効率的かつ計画的に活動を進められるように設計されています。必要に応じて調整も可能ですので、ご確認ください。

基礎研修プログラム(3月4日~4月22日)

最初の2か月間は、若手メンバーの技術スキル向上と実践力強化を目的に、以下のテーマに基づいた基礎研修を実施します。この研修はメンバー以外の全社員も参加可能とし、技術学習の機会を広げます。

研修プログラム概要

  1. イノベーション理論と新商品開発
    • 日時: 3月4日(1時間のリモート講座)・11日(2時間の実習)
    • 講師: 狩野氏
    • 内容: 初回でオリエンテーションとイノベーション概論、2回目はリアル会議にてアイデアだしの模擬演習を行います
  2. IoT用ボード(Arduino)の基本操作と応用
    • 日時: 3月18日(1時間のリモート講座)・25日(2時間の実習)
    • 講師: 尾崎氏
    • 内容: 初回でArduinoの座学、2回目は事務所で実際にボードを使った工作を行います。
  3. OpenAI GPT APIの使用方法とLangChainの使い方
    • 日時: 4月1日(1時間のリモート講座)
    • 講師: 相良氏
    • 内容: GPT APIとLangChainの活用方法を学びます。
  4. Unity開発手法
    • 日時: 4月8日(1時間のリモート講座)
    • 講師: 奥田氏
    • 内容: Unityを用いた基本的なゲーム開発手法を習得します。
  5. OpenCVによる画像処理の基本
    • 日時: 4月15日(1時間のリモート講座)
    • 講師: 尾崎氏
    • 内容: OpenCVを用いた画像処理技術の基礎を学びます。
  6. シニアメンバーの研究内容紹介
    • 日時: 4月22日(1時間のリモート講座)
    • 講師: 成人氏、浩氏、尾崎氏
    • 内容: 量子コンピュータ、FPGA、SLAM技術に関する講義。

 

基礎研修プログラムのまとめ(表形式)
日付 テーマ 講師 形式 場所 内容
3/4 イノベーション理論と新商品開発(座学) 狩野氏 講義 定例
(リモート)
イノベーション・新商品化発に関する勘所
3/11 アイデア出しの実習 狩野氏 アイデアソン 事務所
(6時~8時)
その後会食
Scamper,KJ法でアイデアだし
3/18 IoT用ボード(Arduino)の基礎知識(座学) 尾崎氏 講義 定例
(リモート)
Arduinoの使い
3/25 Arduinoを使った実習 尾崎氏 ハンズオン 事務所
(6時~8時)
各自、実践的に学習
4/1 OpenAI GPT API, LangChainの使い方 相良氏 講義 定例
(リモート)
GPT APIとLangChainの使い方を学ぶ(基礎)
4/8 Unity開発手法 奥田氏 講義 定例
(リモート)
Unityを用いたゲーム開発の基本を習得
4/15 OpenCVによる画像処理の基本 尾崎氏 講義 定例
(リモート)
OpenCVを用いた画像処理技術の基礎を学習
4/22 シニアメンバーの研究内容紹介 成人氏
浩氏
尾崎氏
講義 定例
(リモート)
量子コンピュータ、FPGA、SLAM技術に関する基礎講座

 

予算

  • 総額: 200万円
    • 活動費: 150万円(8時間/標準的な平均値)/月+発表会)
    • 備品購入費、サービス利用料: 50万円

以上